千之助と妖怪百物語 完結のお知らせ、感想、これから

お知らせ等

先週、最終話のアニメを投稿しました。
これにて、本自作アニメは終了となります。
長らくのご声援ご愛顧誠にありがとうございました。

ツイッターでは一足先に謝辞を掲載いたしました。
今回のこの記事では、先の謝辞に加えて、制作の裏話や今後の予定などを書こうかなと思います。

お暇な方がいらっしゃいましたら、どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

謝辞文
まずはこちら。
1月1日にTwitterに載せた謝辞文です。
ここからは長々と感想を書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

妖怪をテーマにした自主制作アニメを作ろうと思ったこと
私は一時期、一年位と短い期間でしたが、声優に憧れていました。
声優に、というより、「何か映像に声をあてる」といった行為自体を「やってみたい!」と思っていました。
そのため声優をテーマにした講演会?やワークショップに行ってみました。
そこで私は、自分は大きな勘違いをしていたことに気づかされました。
そもそも私は、声優というのは【大道具や小道具の一種】だと思っていました。
あくまでも表に出ているのはキャラクターであり、アニメーションであり、その世界観だと認識していたからです。
だから「声優は芸能人」「声優は役者の一つ」という事実に大きく違和感を持ち、あっさりと声優をやってみたいという気持ちは冷めました。
しかしながら、キャラクターに声をあててみたいという気持ちは消えず、個人が制作しているボイスドラマなどのオーディションに応募してみたりシチュエーションボイスを作ってみたりと、よくわからない活動をしていました。
ただ、せっかく受かったボイスドラマ企画も、制作が進まなかったり企画倒れしたりして私は全く声活動ができませんでした。
その内、声活動が満足にできないことに腹が立ち、ならば自分で作ってしまえ!と音声作品を作ることを決意しました。
「ないなら作ろう!」の精神です。
作品のテーマは、幼少の頃から大好きだった【妖怪】しかない!と当時強く思いました。
私自身が緩い八百万信仰だったのもあるのかもしれません。
もしかしたら、何かに憑りつかれていたのかもしれません。
何はともあれ、【妖怪】ならたくさんの種類、資料、逸話が揃っています。
大好きだから情熱も注げますし、知名度もあります。
百物語と銘打っているのだから、どれだけ話数が増えても登場妖怪は百人必要だ!と意気込み、構想から約8~9年、制作はじめて約6年の月日を駆け抜けてきました。
(本当は3年、長くても5年で終わるつもりでしたが……力不足でした!)
その今回完結した「千之助と妖怪百物語」という紙芝居アニメ。
最初はボイスドラマ形式や漫画形式を考えていました。
でも、様々な妖怪が出現するならある程度のビジュアルが必要と考え、ボイスドラマや漫画だと物足りないと感じるようになり、結局一番手間暇を要する【アニメーション】を選択する事になりました。
私は何もかもゼロから始めました。
絵も得意じゃないですし、演技もシナリオも動画編集もディレクションも、全部全部素人でした。
本を読んだり動画を観たりネットで調べたりして、何とか作り上げて世に出した感じです。
ド素人でも情熱で何とかなるもんです。
作ったものが知名度を得るかは別問題ですが、世に出すことと完結させることはできるわけです。
本当に完結できて良かった!

 

 

あまり前向きじゃない動機
ただ、ポジティブなことばかりではなかったりします。
そもそもの制作の理由が声企画に採用されない・参加した企画が無くなってしまう、でしたから。
そしてもう一つ。
アニメを作る前の私は、仕事もプライベートも上手くいかず、精神的に参っていました。
「私のようなのは誰も必要としてくれないんだ」「私なんて……」「いらない人間なんだ、消えてしまいたい」
上記のようなことばかり考えていました。
もしかしたら、鬱三歩くらい手前だったかもしれません。
ただ、何をどうしたらそんな思考になったのか、当時の私はこうも考えました。
「そうだ! 誰も私を必要としないなら、私を必要する人を作ってしまえばいいんだ!」
謎すぎますね。
今思えば、ちょっと恥ずかしいです。
簡単に言えば、「神になろう!」ということです。
ならば創作です。
私だけが作れる世界を創るのです。
そうすれば、そこにいる全て、いいえ、その世界全てが、私がいないと存在できないものとなるのです。
物語全てが、物語に出てくるキャラクター全てが、私を必要としているのです。
私はその中では絶対神です。
こんなちょっと危ない思考も私を支え、私は制作を続けることができました。
その他に。
怒ったとか、悲しいとか、悔しいとか、そんなマイナスの感情もモノ作りには欠かせないものだったりします。
お恥ずかしながら、私の創作モチベーションは、実は大体これらがガソリンになってたりします。
独り身であることに強い劣等感を感じ、誰からも必要とされてないんだ……と落ち込んでいた私でしたが、「でも私には創作があるし」と切り替えることができるようになりました。
それに、独り身だからこそここまで時間と情熱と命を捧げられたのです。
創作を始めてから私は前より精神が落ち着いたと思います。
人生の目標もできましたし、たくさんの出会いもありました。
世界の神のはずなのに、私は創作に救われているんですね。
(1/15追記)
完結してからも、いえ、作っている時からたびたび考えてが浮かんでは消していたのですが……。

もしも、自作アニメに関わっていた時間をもっと別のことに使っていたなら……。
例えば、本業にもっと集中したり副業をやってみたりしたならば、今よりもっとお金を持っていただろうか。
例えば、婚活に時間を使っていたなら、今頃結婚できて配偶者と子供がいて、自分の家庭を持てていただろうか。
「もしも……」はたくさんある。
自作アニメなんて、もしかしたら人生の時間をただ無駄にしただけかもしれない。
実際、お金にはならないし、むしろ作れば作るだけ赤字だし、部屋に籠って作ってるから出会いなんてあるわけもなく。

それでも私は、若いうち(いやそんなに若くないけど)に取り組んで正解だったと思います。
そう思わないと精神的にやっていけないってのもあるけど、何より、年取ってから同じことやれって言われてもできる自信がないからで。
明らかに年々声の質は落ちてるし、集中力も続かないし、徹夜もできなくなってきてるからで。
もしかしたら〇年後、いや、〇日後には死んでるかもしれないわけですから。

今、やりたいこととできることを。

そう考えた時に、自分が「これ絶対やりたい!」と渇望していたものを、他の色々なもの(取り返しのつかないものばかりですが)を犠牲にしてでもやり遂げた事には大きな価値と意味があったと思います。
他の誰でもない、自分だけの価値と意味が。

私は社会的に、他の人から見たら可哀想な人・残念な人だと思います。
完全に【普通の人生】からは外れてしまってます。
でも、「長編の自作アニメを完結させた」という事実は一生残りますし、私が手に入れた数少ない達成経験・成功体験です。

そろそろ負け犬の遠吠えのようになってきましたね(^_^;)
そんなこんなで、もう少し自分に自信を持とうと思いました。

 

 

終わりに
千之助と妖怪百物語のアニメは終わりました。
これからは休憩しつつ、また新しいシリーズや単発の何かを細々と出していく予定です。
八代センと田中さやか。
ペンネームが二つありますが、田中さやか名義が多くなってくるかと思います。
八代センは……何か配信とかで使うかもしれません。
それか小説だったりで?
実はペンネームはあと他に二つ考えていたので、間違って四つ使用じゃなくて良かったです。
危ない危ない。
たった一人で、ゲスト声優さん達に助けられながら、私の初アニメシリーズは無事に幕を閉じました。
制作中はちょっとした妖怪体験などもしつつ、平和に完結できて嬉しいやらホッとしたやらで良かったです。
私の軽い妖怪体験はこちら。
(全ツイート)https://twitter.com/yatchiproject/status/1131130390909841408?s=20
ちなみに上記以外も似たのがチラホラあったりします。
何だかほっこりしますね。
そしてそして!!
最後にちょっとしたまとめを!!
今回のアニメシリーズで作ったキャラクター、総勢160名!
ご協力いただいたゲスト声優さん、74名!(男性25名/女性49名)
自分で声をあてたキャラクター、約35名!
使用したノートとルーズリーフを見て下さい!
実際には一時的なメモを含めるとかなりの枚数になります。
この数字と残ったノート達が、私がいかに助けられ、いかに努力を重ねたかを思い出させてくれます。
Youtubeのチャンネル登録者数も、視聴数も、目に見えるものがあるとテンションが上がりますね!
長々と書きましたが、ここまで読んで下さって本当にありがとうございました!
そろそろ終わりとします。とりとめがなくなってきました。
大変な事もたくさんあったけど、作って良かったです!
また次の作品でお会いいたしましょう!
今考えているのは、小説または絵物語、MAD、イラスト集、ゲーム……ネタはたくさんあります!
着手&スタートがいつになるかわかりませんが(^^;)
始まったら、またよろしくお願いしますね。
ではでは、またね☆

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